硬さ測定

硬さ測定とは?


硬度は0度~100度で表し、0度に近いほど「柔らかく」、100度に近いほど「硬く」なります。例えば消しゴムは約30度、スーパーボールは約60度程の硬度です。
基本的な測定は「針」や「突起物」を対象物に押し当て、「掛けた力」と「沈んだ深度」で計測します。

測定の種類・対応測定機・ISO規格など
参考動画

◎モンテック社 自動硬度試験機 HT3000の試験動画

■国際ゴム硬さ試験
IRHD(international rubber hardness degrees)

国際規格

ISO48

相応のJIS規格:参考

JIS K 6253-2

試験概要

プランジャで一定の力で押し付けた時の凹み(押込み深さ)から換算して硬さを求めます。対象物の硬さによって、使用するプランジャの直径と押込み力を変えて測定します。

試験結果

国際ゴム硬さ(10 IRHD~100 IRHD)

■デュロメーター硬さ試験

国際規格

DIN/ISO868

DIN/ISO 7619-1

相応のJIS規格:参考

JIS K 6253-3

試験概要

試験片に押針を押し付けた時の凹み(押込み深さ)から求める値です。対象物の硬さによって、使用するデュロメーターのタイプが変わります。JIS規格 ではタイプA~E,AMとされています。

試験結果

デュロメーター硬さ(Shore )

例えば「タイプE」の測定で60度の硬度の場合は「E60」と表します。ShoreE60 と表記することもあります。

ISO規格対応 おすすめ試験/測定機器

硬さ・密度計測器

H&D 3000

硬度計

HT 3000

自動硬度試験機

HT3000CH